境界に生きた心子

BPDの心子との波瀾万丈の日々をつづった「境界に生きた心子」。甘い蜜月と凄まじい修羅場、壮烈ながらもピュアでひたむきなラブストーリーです。愛を求めて力の限り生き抜いた、千変万化の僕の彼女を紹介します。

2009年3月のブログ記事

  • 初めてのオークション被害 (1)

       ヤフーオークションで “被害” に遭いました。  代金をだまし取られたり したわけではないんですが、  これまで 300件近い取引をしてきて、 初めての不当なオークションでした。  2枚出品されていた 映画のチケットを、 1枚のみ707円で落札しました。  最高額入札... 続きをみる

  • 心子の 旅立ちの理由

       ランディ・クリーガーさんの本によると、 ボーダーの原因は  今アメリカの 最先端の研究では、  生育歴の影響よりも 先天的な要素のほうが 多くを占めると言われています。  生まれついての 生物学的な要因は、 誰のせいでもありません。  また心子は、 出産時に 足に障害を受け、  親が抱くこと... 続きをみる

  • 清志からメール (2)

      (前の記事からの続き)  清志のメールは、 最近 「境界に生きた心子」 の存在を知り、  かなり動揺している という書き出しでした。  そして、 心子が自殺した 大きな一因は自分にあると、  したためられていたのです。  心子のお母さんも 自分をずっと憎んでいるだろうと。  また、 心子は旅立... 続きをみる

  • 清志からメール! (1)

       非常に驚いたことがありました。  知り合いのYさんから 久方ぶりにメールがあったのですが、  そこに ある人物からの 転送メールがコピーされていました。  転送メールの 書き主の名前を見て、 僕はびっくりしました。  「境界に生きた心子」 に出てくる、 心子のもう一人の “恋人&... 続きをみる

  • 畠山被告に無期懲役判決 (2)

      (前の記事からの続き)  真実は 解明されたとは言えず、 畠山被告の心の中は 今だ闇のようです。  なぜ 二人の子どもの命が 奪われたのか、  その理由が分からないままの 判決になってしまいました。  法定では 裁判長が被告に、 次のような 異例の問いかけをしたそうです。 裁判長 「本当はどう... 続きをみる

  • 畠山被告に無期懲役判決 (1)

      (前の記事からの続き)  秋田児童連続殺害事件の控訴審、  仙台高裁秋田支部で 一審と同様、 無期懲役の判決が下されました。  畠山被告が彩香ちゃんを 橋の欄干に乗せ、  恐がって抱きついてきた 彩香ちゃんを突き落としたという、  一審の事実認定が そのまま踏襲されました。  解離性健忘を起こ... 続きをみる

  • 畠山鈴香被告の 心の真相 (3)

      (前の記事からの続き)  長谷川教授は、  捜査段階の供述には 被告の想像が加わっていて、 信用できないとします。  心理検査でも、  被告は 暗示に従って それを信じやすいという 結果が出ています。  捜査員の誘導によって、  覚えていない事実を 作り上げられてしまったというのです。  彩香... 続きをみる

  • 畠山鈴香被告の 心の真相 (2)

      (前の記事からの続き)  鈴香被告の 近所の人たちの話では、 彩香ちゃんが 汚い服装をさせられ、  泣きながら出てきて 学校へ行く姿を よく見かけたそうです。  けれども 彩香ちゃんの帰りが遅いときは、  畠山被告は心配して 迎えに行ったり、  普通の親子関係だったと 言う人もいます。  被告... 続きをみる

  • 畠山鈴香被告の 心の真相 (1)

       秋田連続児童殺害事件・ 畠山鈴香被告の 控訴審判決が、  3月25日に言い渡されます。  それを前にして TBS 「報道特集NEXT」 で、  畠山鈴香の 精神鑑定の番組をやっていました。  この事件では、 畠山被告が 娘の彩香ちゃんを  橋の上から落下させて 殺害した、 とされています。 ... 続きをみる

  • 「BPD家族の会」 林直樹先生の講演

       今日の 「BPD家族の会」 は、  都立松沢病院 精神科医・ 林直樹先生の講演でした。  家族会での講演や ゲストの話の内容は 外に持ち出せないことになっており、  レポートをアップできないのが 大変残念ですが、  第一線で ボーダーの人たちに触れている ドクターのお話は、  とても参考にな... 続きをみる

  • ボーダーラインの子どもの子育て (1)

       BPDの子どもの 育て方の原則を 幾つか提案します。 ( それらは 大人のBPDの人に対しても 通じるでしょう。 )  中には まだ臨床的に 試されていないものもあります。  有効なことは確かですが、 統計的な研究は まだされていません。  また、物事は時々、 良くなる前に いったん悪くなる... 続きをみる

  • BPDの原因 …… 子どものBPD (5)

      (前の記事からの続き)  BPDの人の75%が 機能不全家族の出身であり、  性的, 肉体的, 感情的虐待を 体験しているという話を耳にします。  しかし 仮にそれが事実だとしても、  裏を返せば 25%は安定した家族の 出身だということです。  虐待の経験は、 多くは BPDの子どもの自己報... 続きをみる

  • いい子ぶる …… 子どものBPD (4)

      (前の記事からの続き)  BPDの子どもの中には、 表面的には普通に見え、  まともな行動を している子がいます。  でもそれは いい子ぶっているのでしょう。  仮面をかぶっている, 役を演じているとも言えます。  常に 関心や承認を得るために、 完璧であろうと努力し、  トップの成績や賞を取... 続きをみる

  • 報酬システム …… 子どものBPD (3)

      (前の記事からの続き)  BPDの子どもの親は、  過度に操作されているように 感じることがあります。  BPDの子は 欲しいものを手に入れるために、  直截的で 幼稚な方法を用いるのです。  彼らは感情のレベルが 非常に激しいので、  欲求のひとつひとつが 死活問題になります。  親が求めに... 続きをみる

  • 物語の名人 …… 子どものBPD (2)

      (前の日記からの続き)  BPDの子どもの中には、 “物語の名人” と言える子がいます。  話を作り上げ、 まるで真実のように 見事に物語るのです。  「意図的な嘘」 と呼ばれますが、 それは 次のような理由によります。  難を逃れるため, 社会的に受け入れられるため,... 続きをみる

  • 子どものBPD (1)

       ランディ・クリーガーの  「BPDをもつ子どもの 親へのアドバイス」 (星和書店) という本に、  子どもにもBPDはある ということが述べられています。  今まで、 子どもには  境界性パーソナリティ障害の診断は 適用されませんでした。  BPDは 症状が継続的 (固定的) な 状態である... 続きをみる

  • 「心のネットワーク」 (4)

      (前の記事からの続き) 「それは、 アメリカで進んでいる  『臨死体験』 の研究によっても 裏打ちされるだろう。  臨死体験をした人達は その大半が、 死に対する 恐怖がなくなり、  死後の生命を確信し、 限りなく自分が受容され、  絶対的な存在との一体感、 筆舌に尽くしがたい 安らぎを得ると... 続きをみる

  • 「心のネットワーク」 (3)

      (前の記事からの続き) 「 人間とは、 『あるもの』 のうちに 本来的に抱かれ、  癒されるべき 存在なのではないだろうか。  だが、 この世で それが得られることは 稀である。  本当に人が苦しむことを 許せる人間は 極めて少ない。  人は 他人の不幸と在ることを 嫌悪する。  不幸の重さは... 続きをみる

  • 「心のネットワーク」 (2)

      (前の記事からの続き) 「 『 もし僕が 人生に殺されたとしても、  それでもなお、 僕は 人生に希み (のぞみ) を かけずにはいられない。 』  苦中の僕は、 深大な感慨をもって それを感得することができた。  人生は いつかまた 僕を裏切るだろう。  しかし、 僕こそは もはや人生を 裏... 続きをみる

  • 「心のネットワーク」 (1)

       「ジャン・クリストフ」 や 友人との出会いによって、  長く、 重苦しい暗闇から ようやく抜け出し、  やがて 深い傷も癒えて、 日常生活も取り戻していきました。  僕は ある会の冊子、 「心のネットワーク」 に 以下の文章を寄せました。 「 僕には 27才のとき、 大なる挫折の 時期があっ... 続きをみる

  • 「おくりびと」 (二度観)

       今日、 新宿ピカデリーで 「おくりびと 」 を観てきました。 ( メンバーズカードのポイントで。  (^^;) )  僕は若いとき以降、 同じ映画を 劇場で2度観るのは 本当に久方ぶりです。  平日の昼でしたが、 ほぼ満席でした。  今回は 脚本の完璧さに唸りました。  正にオスカーに値する... 続きをみる

  • 記事削除

       昨日の 「BPD家族の会」 の記事ですが、  代表者の方に 問い合わせたところ、  ゲストの臨床心理士の方の 許可が取れていないということで、  記載を取りやめることに なってしまいました。  良い内容だっただけに、 削除しなければならないのは とても残念です。 ( 昨夜 随分時間をかけて、... 続きをみる

  • 言葉の宝石たち

      (前の記事からの続き)  当時の僕は 色々な書物などに 救いを求め、  いくつもの珠玉の言葉に 出会いました。  それらを紹介します。 パスカル 「パンセ」 「 人間とは、 一体 何という怪物であるか。  何という珍奇, 妖怪, 混沌、 何という矛盾の主、 何という驚異か。  万物の審判者にし... 続きをみる

  • 苦しみと創作

      (前の記事からの続き) 「 (苦しみを通して) 人の痛み, 弱さが分かるようになった。  これは極めて月並みだが 本当のことだ。  人の話が 聞けるようになった。  作品は 低い視線で描かなければ 伝わらない  所詮 人の苦しみは分からない。  自分が 人を苦しめているとしても。  生きている... 続きをみる

  • 精神的臨死体験

      (前の記事からの続き)  何を体験したかではなく、 いかに体験したかが 重要であると言われます。  当時は 臨死体験が話題になっていましたが、  僕が体験した極限状況は 精神的臨死体験と言っても いいものでした。  それらを通して僕は、 何か ある絶対的な存在、  「あるもの」 (と命名したも... 続きをみる

  • 真の甦生

      (前の記事からの続き) (11/13) 「 悪い時は 全てが悪い。  やっとうまく いきそうになっても、 僅かな偶然で だめになる。  よい時は 全てがよい。  うまくいきかけたことが やっぱりだめになりそうになっても、  偶然が重なって うまくいく。  去年も、 今年も、 事態が好転しかけた... 続きをみる

  • 限界

      (前の記事からの続き)  やがて マンガ同人誌の活動が 再開されました。  僕は 以前と変化していましたが、 実際にどういう言葉を 伝えたらいいのか、  メンバーとの 新たな接し方を 試行錯誤しました。  様々な対応を、 具体的に考えれば考えるほど 分からなくなり、  ついに 頭がオーバーヒー... 続きをみる

  • 復活

      (前の記事からの続き) (2/8) 「 そうだ、 そうしよう。  僕は 苦しんで生きるが正しい。  だが 君達はそうではない。  君達は、 僕の苦しみなど 知る必要はない。  僕はそれを秘めよう。  理解などされる必要はない。  そして、 僕は君達を愛そう。  君達を喜ばせよう。  君達も、 ... 続きをみる