境界に生きた心子

BPDの心子との波瀾万丈の日々をつづった「境界に生きた心子」。甘い蜜月と凄まじい修羅場、壮烈ながらもピュアでひたむきなラブストーリーです。愛を求めて力の限り生き抜いた、千変万化の僕の彼女を紹介します。

外国人記者会見で外苑再開発への異議(3)

イナモト

(前の記事からの続き)



 資料②-1は、2012年5月15日、参議院第二議員会館301号室での記録。

 森喜朗衆議院議員と、東京都 佐藤副知事、および安井技監。

 「取扱注意」となっており、都にとってとても見られたくない資料ということ。


《佐藤:神宮外苑の再整備について、東京都として考えているイメージをご説明に上がった。(資料②-2参照)》

 神宮球場と秩父宮ラグビー場の場所が交換されている。

 私たちがこれを知るのは2020年だが、2012年から都と政治家は計画を進めていた。

 この土地交換が樹木伐採の原因になっている。


 資料②-3は、取扱注意文書の核心部分が記載されている。

《安井:オリンピック終了後に第二段階の整備をスタートさせる。

 神宮球場とラグビー場の敷地の入れ替えの利点は、明治神宮所有地の商業的な利用増進。》

《佐藤:明治神宮の協力が必要。》


 この時点で明治神宮はこの話に入っていない。


《森:相手が神様だから大変だな。》


 明治神宮を説得しないといけない計画だということ。

 誰のための明治神宮所有地の商業利用増進なのか?


 それを示すのが下記の資料③(2014年)。

 公式な外苑再開発の始まりは2015年だから、まだ水面下のもの。


 当時の石原都知事、猪瀬副都知事は蚊帳の外。

 森喜朗、萩生田が深く関わっていた。

 黒幕は誰か?


 左の図が2012年の案で、右が2014年の案。

 右では、野球場が銀杏並木により近づいているが、野球場の左に事務所ビルがある。

 ここは、現在の計画で三井不動産の高層ビルが建つ場所。


 野球場の上(北)にスポーツ施設(テニス場)ができることで、国立競技場のサブトラックがなくなってしまう。


 左は現在の外苑、右は現在の計画。

 右図では左下方に、3つの超高層ビルと、巨大なラグビー場ができる。

 超高層ビルは三井不動産の複合棟A・Bと、伊藤忠の事務所棟。


 都市計画上、ラグビー場と野球場の間に広場を造らなければならず(つなぎスポット)、テニス場が絵画館前に移設され、景観を破壊する。

 さらに、野球場が銀杏並木にぴったり隣接する計画になってしまった。


 三井不動産のビルが入ってきたことによって、銀杏並木や外苑の環境がより破壊されることになった。


 政治家と行政が結託し、公園の中に大企業の超高層ビルが建つ。

 政官財癒着の成れの果てが、神宮外苑再開発である。


 外苑再開発は緑の伐採が問題になっているが、実は政治と行政と大企業が癒着して計画が始まり、非民主的な都市計画が行なわれているということを知ってほしい。


 神宮外苑だけの問題でなく、東京の町づくり全体の問題である。


オンライン視聴: https://www.youtube.com/watch?v=M4ZAE6M-CRg

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