心子との付き合い方(2)
巻き込まれないようにということが分かっているはずなのに、僕はすっかり彼女の言い草に乗せられていました。 詰問に答えなければと焦ってしまいました。 しかし、心子は実際に具体的な答が聞きたくて言っているのではありません。 もし別のどんな返答をしても、彼女は満足しなかったでしょう。 心子は... 続きをみる
BPDの心子との波瀾万丈の日々をつづった「境界に生きた心子」。甘い蜜月と凄まじい修羅場、壮烈ながらもピュアでひたむきなラブストーリーです。愛を求めて力の限り生き抜いた、千変万化の僕の彼女を紹介します。
巻き込まれないようにということが分かっているはずなのに、僕はすっかり彼女の言い草に乗せられていました。 詰問に答えなければと焦ってしまいました。 しかし、心子は実際に具体的な答が聞きたくて言っているのではありません。 もし別のどんな返答をしても、彼女は満足しなかったでしょう。 心子は... 続きをみる
心子と向き合うときに重要なのは、彼女の発言や行ないに「巻き込まれないように」極力努めることでした。 彼女の言うことを真に受けて困惑したり怒ったり、巻き込まれてしまうと共倒れになり、それでは元も子もありません。 例えばあるとき、心子は生きる望みを失い、悲憤に駆られて僕に詰め寄ってきました。... 続きをみる
ボーダーの人は人格の「核」が育まれなかったため、苦しみや悲しみに向かい合うことが非常に難しいのです。 葛藤を冷静に見つめたり、自分を省みる自我の力が弱いと言えます。 心子にとって自分の言動を否認されることは、生存そのものが消滅してしまうくらい恐ろしいことでした。 彼女の過激な反応は、そ... 続きをみる
ボーダーの人は、本来発達するべき人格が育ちませんでした。 安定した自己がなく、衝動を自制できないのが中心的な症状であるとも言われます。 そのため自分の願望通りにいかないと、感情をコントロールできなくなってしまいます。 キレる若者たちのことが言われて久しいですが、子供に適切な愛情を与えら... 続きをみる
ボーダーの原因は色々なことが考えられていますが、主に幼いとき親から適切な愛情が注がれなかったことだとされます。 アメリカでの境界例の原因は児童虐待が多く、日本では過保護が多いと言われます。 心子は出産時に足に障害を受けたため(成長してからは支障はありませんでした)、親は心子を抱き上げないよ... 続きをみる
『過剰な理想化と過小評価との両極端を揺れ動く』というのは、まさしく僕が一番振り回されたものです。 心子は自分自身に対しても、並外れた夢や気概と、無力感や絶望との両極を行き戻りする、『不安定な自己像』を擁していました。 『目まぐるしい気分の変動,不安定な感情』『不適切で激しい怒り。それを制... 続きをみる
僕は何冊かの本を読み、インターネットでも調べました。 境界性人格障害の特徴は、感情や対人関係,自己像(自分のイメージ)の不安定さだといいます。 特に衝動,怒り,愛情飢餓が強いとありました。 アメリカ精神医学会の精神科診断基準「DSM-Ⅳ」(1994年)を要約してみます。 (BPD関係の... 続きをみる
心子が境界性人格障害だと分かったのは、実は臨床心理士の友人に相談したときでした。 心子と恋人として付き合いはじめてしばらくした頃、トラブルが重なって心子にどう接したらいいのか困惑し、僕はその友人に電話をしました。 心子のことを話すと彼女は言いました。 「その人、ボーダー入ってるんじゃない... 続きをみる
エレベーターで身障者用のボタンを押すと、車椅子の方などが利用しやすいようにドアの空き時間が長くなるのは、今は皆さん知っているでしょう。 バイト先のビルのエレベーターには、何とこんな注意書きが貼られています。 「一般の方は絶対に身障者用ボタンを押さないでください。 全エレベーターの効率的運... 続きをみる
昨日の記事に、拙著「生死命(いのち)」(小学館)のことを書きました。(カテゴリー「関連本の紹介」) その単行本について、過日小学館から「貸与権の管理委託に関する契約書」というものが届きました。 昨年著作権法が改正され、レンタルブック店でコミックが貸し出された場合、著者にも使用料が払われる... 続きをみる
昨日の記事「病院で死ぬということ」(書庫「映画」)に書いた、拙著「生死命(いのち)」を紹介させていただきます。 10年ほど前、小学館ビッグコミックに連載されたマンガで、僕は原作のシナリオを書きました。 ホスピスケアをテーマとし、主人公・市丸大(いちまるだい)の成長記でもあります。 タイ... 続きをみる
昨日の記事「あおげば尊し」(書庫「映画」)の中に書いた「病院で死ぬということ」は、個人的にとてもゆかりの深い作品です。 原作の「病院で死ぬということ」(主婦の友社)は、日本にホスピスを広めるさきがけとなった本で、1991年の日本エッセイスト・クラブ賞も受賞しています。 著者の山崎文郎先生... 続きをみる
「境界に生きた心子」は初め、心理関係のドキュメントとして小さな出版になる予定でした。 新風舎の人たちも当初は、「境界性人格障害」というものを知らないような時期でした。 ところが編集の段階で、境界性人格障害のテーマが再評価され、企画が拡大されることになりました。 特に営業の人が、ボーダー... 続きをみる
ユング心理学は一般に理解しにくかったり、証明できないものが多いと言われますが、この連想実験は珍しく反応時間の数字として実証できるものです。 再生実験でも、反応の乱れがあった単語では答が違っていたとか、客観的な形で示すことができます。 しかしこの連想実験は、安易に友達などにやってはいけない... 続きをみる
反応の乱れが起こるのは、その単語に対して被験者が何か特別な感情(それも抑圧された否定的な感情)を抱いているからではないか? その感情を刺激されるために反応が乱される、そうユングは考えたのです。 例えば「父親」という単語を示されたとき、父親を憎いと思っている人だと、混乱して何と答えていい... 続きをみる
僕は「ユング心理学研究会」という所に参加しています。 日本に初めてユングを紹介した林道義先生の流れを汲むものです。 林先生は、数年前ベストセラーとなった「父性の復権」の著者でもあります。 「ユング心理学研究会」では今年の前半、「ユングと臨床」というテーマで毎月セミナーを行ないますが、4... 続きをみる
博士が杏子とルートに語る、美しい数字の世界の話です。 友愛数,完全数など、僕たちが学校では習わなかった、とても興味深い性質の数字を教えられました。 杏子の誕生日2月20日の「220」と〔*注〕、博士の記念の時計の番号「284」。 〔*注:ちなみに、心子の誕生日は1日違いの2月21日です。... 続きをみる
原作は小川洋子「博士の愛した数式」(新潮社) 交通事故で頭を怪我し、それ以後のことを覚えられなくなってしまった数学の博士。 事故以前のことは全て覚えていますが、新しいでき事に対する記憶は80分間しかもちません。 博士の人生の記憶は事故の時点で止まり、それ以降に体験したことは、80分経つ... 続きをみる
夏はクーラーを、冬はストーブを、なるべく使わないようにしているσ(^^;)です。 光熱費の節約にもなりますが、できるだけ人工の力を借りないほうが、体の抵抗力や自然な体温調節の力が付きます。 お陰で近ごろ風邪をひいていません。 以前は冬もコタツだけで頑張ったりしていました。 ... 続きをみる
「境界に生きた心子」の参考文献に挙げた、ご自身がボーダーである山口麗子さんが書かれた本です。 以前読売新聞の「医療ルネサンス」で、境界性人格障害の特集があったときに紹介されました。 幼いときの虐待や夫婦間の壮烈ないさかいなど、勇気を持って赤裸々に告白し、自分の姿をお子さんのために書き残してお... 続きをみる
「境界に生きた心子」の企画担当のN氏が、別に受け持っていた人が書いた本で、N氏が僕に紹介してくれました。 著者・華子さんも境界性人格障害だそうです。 日記形式の独白や、内面の吐露がつづられています。 (具体的なエピソードの記述が少ないので、ボーダーのことを知らない読者だと分かりにくい所がある... 続きをみる
「境界に生きた心子」を読んでくださった読者の方からお手紙をいただきました。 心子と同じ心の障害を抱えて亡くなられた女性のお母さんからです。 娘さんはわずか18歳で自らの人生の幕を引かれましたが、フィクションが自分を凌駕すると謳って小説を書いていました。 お母さんはその遺稿をまとめ、1冊の本... 続きをみる
ネット書店Amazon に「境界に生きた心子」も掲載されており、読者によるレビューがあります。 実は拙著の出版後、明らかに同一人物によると思われる、低劣な誹謗中傷がいくつも書き込まれ続けていました。 これでは、せっかく拙著を読もうとAmazon にアクセスしてくれた人が、多数の酷評を見て買う... 続きをみる
昨年の日本アカデミー賞で、全部門優秀賞を受賞した話題作。 西岸良平「三丁目の夕日」を原作に、昭和33年の東京を舞台にした秀作です。 ハリウッド映画のような凝ったストーリー展開やスピーディーな演出もなく、極めてオーソドックスなドラマなのに、ぐんぐん作品に引き込まれたのは何故でしょう? 僕が... 続きをみる
過日の新聞に、境界性人格障害の問題にも通じる記事が出ていました。 以下に引用します。 「3歳までの愛情 キレない子育成 文科省検討会が提言 『キレる子』にしないためには、乳幼児期の家族の愛情や生活リズムの定着が大切だとする提言を、文部科学省の『情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会... 続きをみる
書庫「女医さんのお話」の先生・森津純子さんが書かれた本です。 森津先生とは、ホスピスの勉強していたときに知り合いました。 これまた偶然ですが先生は、昨日書いた小澤先生のホスピスで非常勤もしていました。 現在、病める人たちの心の治療にあたっていますが、心の問題を抱える子供たちのカウンセリング... 続きをみる
昨日の記事に書いた、父の最期を看取ってくれたホスピス医長・小澤先生の著書です。 僕は上智大学内「生と死を考える会」で、小澤先生がまだ医学生だったときに知り合いました。 小澤先生は山形で田舎の先生を経たあと、僕の実家の隣駅のホスピスにやってきました。 ホスピス病棟で働く体験を通し、「命を限ら... 続きをみる
作者の花田深さんから、今日年賀状が届きました。 「妻は多重人格者」のドラマは、3月にフジテレビ金曜エンターテイメントで放送されるそうです。 シナリオの執筆が半年も遅れていたとか。 でも実現に至ってとても良かったと思います。 関心のある方は是非ご覧ください。
映画監督である花田深さんのドキュメントです。 著者の奥さんが知らない間に多大な借金をしまくり、やくざに追われて一家崩壊の危機にさらされてしまいます。 ところが、実は奥さんは多重人格(解離性同一性障害)で、別の人格が本人に復讐するために借金を重ねていたというのです。 奥さんが子供のときに受け... 続きをみる
本の紹介です。 「境界に生きた心子」の参考文献にも挙げたのですが、境界性人格障害で解離性同一性障害の女性と、そのご主人が書いたノンフィクションです。(ぶどう社) 子供の時から傷つく体験を重ねてきたにも拘らず、夫婦協力してボーダーをほぼ克服し、現在は新天地の石垣島で親子三人暮らしています。 ... 続きをみる
また、前作ではコングはアンを初めから人形を愛でるように扱っていましたが、本作では最初は本当に食べるための生贄でした。 でも女優のアンがコングの前で奇妙な動きを演じたりするうちに、コングはアンに興味を持ちはじめるのです。 その辺りのコングの感情や表情の変化も、とてもよく表現されていたと思います... 続きをみる
映画「キング・コング」を観てきました。 1933年のオリジナル版は、小さい頃テレビで部分的に見た覚えがあります。 30年前の第2作である前作はロードショーで観ました。 当時としてはやはり最先端の作品で、コンピューターでキング・コングの表情を制御しているということで話題になりました。 非常... 続きをみる
隣のテーブルの女性は、何度も席を立って料理を取ってきます。 僕も料理を取りにブュッフェ台へ行きました。 が、女性の姿が見えません。 すると、その女性がけろりとした顔をして、トイレから出てきたのです。 やはり、トイレで……。 考えてみれば女性が食べているのは、... 続きをみる
ランチバイキングが趣味のσ (^^;)です。 先日とあるレストランのランチバイキングに行ったときのこと。 隣のテーブルで一人の若い女性がバイキングを堪能していました。 帽子をかぶって綺麗な人でしたが、その食べっぷりが実に見事なのです。 皿一杯に1種類ずつの料理を盛ってきて、も... 続きをみる
書庫「心子、もろもろ」の記事「頑張る心子(2)」(12月19日)に、脚本家・清水さんがコメントを付けてくださいましたが、清水さんはBPDのBBSを開設されました。 下記がそのURLです。 http://otd10.jbbs.livedoor.jp/see_saw_bpd/bbs_tree 清... 続きをみる
他方、心子が旅立ったあと、本で読んだことがあります。 境界例の人の激しい感情を落ち着いて受け止めることは、境界例の人にとって、この世には何が起こっても動かない安定したものがあるということを教えることができる、と。 町沢静夫氏も、ボーダーの患者さんが非難してくるときには、ひたすら嵐が去るのを待... 続きをみる
脚本家・清水さんの元のご主人は、ボーダー的だったという清水さんがキレても、一歩引いて冷静に受け止めてくれたそうです。 でも清水さんにはそれが「無関心」「無視」されているように思えたとのこと。 http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_e22... 続きをみる
12月3日に書いた脚本家の清水喜美子さんが、「境界に生きた心子」を読んでご自分のブログに記事を書いてくださいました。 http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_6a74.html http://see-saw.way-nifty.com/di... 続きをみる
出版元・新風舎の「境界に生きた心子」のHP(クリエーターズワールド)には、オープニングムービーやレビューのページなどに、フラクタル画像を使用しています。 http://www.creatorsworld.net/shinko/flash/ インターネットのWebページから借用したもので、作者の... 続きをみる
それにしても、昨日の映画で気になることがありました。 中村獅童がかけている眼帯の紐の位置が、カットが変わるごとにずれているのです。 いわゆる“つながり”が全くできていない。 (><) しまいには、顔のアングルも構図も同じなのに、カットが変わると紐の位置だけがずれる。... 続きをみる
「男たちの大和」の試写会を観てきました。 当時の科学と軍事力の粋を集めて建造された超弩級の軍艦でありながら、ほとんど戦果を上げることなく、海のもくずと化した大和。 しかしそこから松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」も生まれたように、何故か我々のロマンをかき立てます。 ちょうど先日、NHKの「そのと... 続きをみる
境界例の人と付き合うとき必要なのは、相手との「境界」をきちんと決めておくことだと言われます。 精神的にも物理的(距離,時間)にも、自分の尊厳や生活を侵されないボーダーラインの設定です でも境界例の人はその「境界」を何よりも嫌悪し、死に物狂いでそれを突き崩そうとしてくるでしょう。 境界例の人... 続きをみる
カテゴリー「境界性人格障害」の「境界性人格障害の呼称(2)」(11月30日)に、境界例の人は相手との「境界」を設けることが難しいと書きました。 愛する者同士は互いの境界がなくなり、溶け合ったような気持ちになります。 愛情の最大の特徴は「境界がなくなること」だとも言えます。 心子も愛し合うと... 続きをみる
書き忘れていましたが、心子との想い出の場所・神宮外苑は、「境界に生きた心子」の出版元・新風舎のすぐそばにあります。 縁あって新風舎から拙著を発刊することになったわけですが、もしかしたらこれも心子の引き合わせかも知れません。 執筆中、新風舎の編集部へしばしば行った際には、いつも外苑の銀杏並木を... 続きをみる
書庫「境界性人格障害」の「ボーダーの原因」(11月21日)に補足します。 アメリカでは、ボーダーの原因は生物学的な素因が第一にあるということが言われています。 ボーダーの人の親が、子供の育て方に問題があったと責められたり、悩んでしまうことも多いために、それを緩和する意味もあります。 でも日... 続きをみる
シナリオライターの清水喜美子さんが、「境界に生きた心子」を紹介してくれました。 清水さんとは、インターネット上のシナリオライターのグループ「プラネット・ラボ」の会員として知り合いました。 清水さん自身が自己愛性人格障害の人の取材をされており、拙著に関心を持ってくれました。 下記のページで紹... 続きをみる
黄葉の頃を見計らって、再び神宮外苑の銀杏並木に行ってきました。 大体見頃でしたが、やはりまだ緑の葉の木も残っています。 一方ではほとんど葉が落ちてしまっている木も。 葉っぱは小さいし、やはり何かおかしいのでしょうか。 もみじの葉はこの数日で急速に赤くなっていました。 外苑の銀杏は4年ご... 続きをみる
最近はBPDと言う人も増えて、これがスマートなのかもしれません。 でも「境界/ボーダー」という言葉には、様々な象徴的な意味合いが含まれていると思います。 境界性人格障害は、精神病レベルと性格のレベルの「境界」の症状でもあります。 そして心子をはじめ境界例の人は、激しい感情の起伏によって、天... 続きをみる
お母さんはこんな話も聞かせてくれました。 心子が旅立つ1年前の大晦日、お母さんは色々食べ物などを買い込んで彼女のマンションに行ったそうです。 ちょうど彼女も買い出しをして帰ってきたところで鉢合わせになりました。 彼女は、お母さんが連絡もせずに来たこと,自分が買い物をしてきたのに同じようなも... 続きをみる
心子のお母さんと食事をしながら、彼女が亡くなった当日のお話が出ました。 飛び降りた彼女の持ち物を警察が調べ、手帳にあった実家の電話番号に連絡をしました。 しかしその直前に実家の番号が変更されていたため、何度かけても通じなかったということです。 やむなく警官が直接彼女の実家へ赴きました。 ... 続きをみる
心子のお母さんとは、心子の葬儀の日に初めて会いました。 その後も2度ほど会い、色々な話を聞いたりしました。 心子から生前に聞いていた話と相反することなども伺い、それは「境界に生きた心子」の「心の真実」を書く際に反映されました。 本ができてからも再会しましたが、お母さんに拙著を読んでいただく... 続きをみる
神宮外苑の銀杏並木は、心子との想い出の場所です。 心子がこよなく好きな所で、銀杏が色づく季節に二人で行ったものです。 一度目に行ったときには、ちょうど火曜サスペンスの撮影をしていて、小林桂樹と長岡藍子が歩くシーンのバックに、心子と僕も点景で全国放送されました。 (^^;) 例年銀杏の紅葉は... 続きをみる
銀座シネスイッチで、シネマ歌舞伎「野田版・鼠小僧」というのを観てきました。 2003年に歌舞伎座で上演された、野田秀樹作・演出の歌舞伎「鼠小僧」を、デジタル撮影して映画館で上映するという、松竹110周年記念のイベントです。 歌舞伎の舞台の臨場感をスクリーンで再現するものです。 英語の字幕が... 続きをみる
拙著「境界に生きた心子」はあくまで、ボーダーであった心子の恋人として、彼女の傍らにいる立場から描いたものです。 拙著を読まれて手紙やメールをくださったり、ブログに書き込んでくれている方々の中には、ボーダーの人のご家族やなど、「境界に生きた心子」を読んで助けられた,癒されたと言ってくださる人たち... 続きをみる
「境界例」という呼称は現在、専門的にはあまり使わなくなってきているようです。 「境界例」は統合失調症(精神分裂病)と神経症の「境界」の症例という意味でしたが、現在は「境界性人格障害」という正式な分類ができたので、「境界例」という曖昧な言い方は控えられるとのこと。 また、(僕はそういう意識は全... 続きをみる
まえがき プロローグ 六年越しの再々会 トライアングル---迷走の行方 愛の始まり---天国と地獄 境界性人格障害 万華鏡 苦しみ、いとおしく 心身の増悪(ぞうあく) 解離 分裂 子供の人格の出没 壊れて、笑って、そして…… 自死 心の真... 続きをみる